


色覚特性をはじめとして、さまざまな状態にある子どもたちが、等しく学習を進めることができるような教科書を目指して、編集や紙面づくりに取り組んでいます。

専門家の方々の校閲や助言を踏まえながら、学習を進めるうえで大切な文章や楽譜などの情報にしっかりと注目することができるように工夫しています。例えば、視覚的な情報を一度にたくさん処理することが困難な子どもたちへの配慮として、イラストの色調を工夫したり、白を基調とするすっきりとしたデザインを採用したりしています。
特別支援教育に関する校閲
帝京平成大学教授
田中良広 先生



UDフォントを全体の9割以上に使用しています。タイトルや文章だけでなく、楽譜中の歌詞にも使用することで、可読性、可視性を高めました。

デジタル教科書における工夫
学習者用デジタル教科書には、特別な配慮を必要とする子どもたちの学習上の困難を低減するために、読み上げ機能や白黒反転表示機能、総ルビ機能が付いています。

先天色覚異常(いわゆる色盲・色弱)をもつ方々の助言を受けながら編集作業を進め、色覚特性の違いが学習内容の理解に影響を与えないよう配慮しました。
全ての子どもたちにとって使いやすく学びやすい教材となるよう、また、誰もが違和感を抱かない色彩になるよう、紙面デザインには繊細な工夫を施しています。
色彩デザインに関する助言
色覚問題研究グループぱすてる


子どもたちに安心して教科書を手にしてもらえるように、以下のような工夫をしています。
また、環境への悪影響を与える薬品を使わない、製造に関わるリサイクル率を髙い水準で維持するなど、環境にも配慮しながら製作しています。

令和6年度 小学生の音楽
1. 改訂のポイント
(1)学びが見える
(2)学びがつながる
(3)楽しさを大切にした学び
2. 紙面の構成
3. 表紙
4. 口絵
5.「学習マップ」と「ふり返りのページ」
6. 二次元コード
7. 題材と系統一覧
8. 特集「題材構成」を理解するために
9. 領域や分野ごとに見る内容の特徴
(1)歌唱
(2)器楽
(3)音楽づくり
(4)鑑賞
10. 生活や社会と音楽との関わりについて
(1)生活や社会と音楽との関わり
(2)SDGs につながる視点
(3)道徳教育や人権教育に対する配慮
11.「歌いつごう 日本の歌」と「英語の歌」
12.「鑑賞資料」
13. 全ての人にとって使いやすい教科書を目指して
(1) ユニバーサルデザイン(UD)
(2) 用紙・印刷・製本の工夫
14. 指導書・デジタル教科書等のご案内
15. 検討の観点別に見た特色 PDF
教育基本法との関連
学習指導要領との関連
編集上の工夫や特色
資料ダウンロード
内容解説資料/検討の観点別に見た特色/二次元コード コンテンツ一覧/掲載曲一覧/編修趣意書/題材と系統一覧/年間学習指導計画作成資料/指導計画案(主な学習の流れと題材の評価規準例)/複式学級用 年間学習指導計画例/指導用CD・鑑賞用CD・音楽授業支援DVD収録内容/「音楽づくり」の6年間の学習の流れ
小学生の音楽ワーク(令和6年4月発売)
新規掲載曲のご紹介
教科書掲載曲一覧
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