1 生活や社会と音楽との関わり|2 SDGsにつながる視点|3 道徳教育や人権教育に対する配慮
身の回りで見つけた音を音楽づくりの学習に取り入れたり、音や音楽に関わるコラムなどを設けたりして、子どもたちが音や音楽に対してもった興味・関心と、音楽科の学習がつながるように工夫することで、音楽科で学んだことを自分の人生や社会に生かすことができるようにしました。
身の回りにあるいろいろな音を見つけ、それらの音を使って即興的に音遊びをする活動を通して、音そのものの面白さにも気付くことができるように学習の手立てを示しました。
社会科や総合的な学習の時間との連携を図りやすいように、調べる際の観点や方法を示しました。
作品(= 著作物)を尊重することの大切さを考えるきっかけとなるように、作品をつくった人に与えられる権利(= 著作権)についてのコラムを 設けました。
歌ったり演奏したりする活動が、生活や社会の中でどのような役割を果たしているのかを考えるきっかけとなるコラムや写真を設けました。
1 生活や社会と音楽との関わり|2 SDGsにつながる視点|3 道徳教育や人権教育に対する配慮
今日的な課題であるSDGs(持続可能な開発目標)について、「音楽科としてできることは何か」を踏まえ、歌唱教材の歌詞や5年生の口絵には、SDGsにつながる視点を提示し、子どもたちの考えるきっかけとなるようにしました。
5年生p.70・71の歌唱教材「地球へ」には、「地球に守られて私たちの命がある」というメッセージが込められています。このメッセージは、SDGsの目標である「12 つくる責任 つかう責任」「13 気候変動に具体的な対策を」などにつながります。
「地球へ」だけではなく、各学年にわたって掲載している歌唱教材にもSDGsにつながる側面をもつ歌詞を採用しています。
5年生p.2・3の口絵の内容は、SDGsの目標である「4 質の高い教育をみんなに」「9 産業と技術革新の基盤をつくろう」「10 人や国の不平等をなくそう」につながります。最先端のデジタルなテクノロジーの力によって、時間や場所の違い、一人一人の違いを超えて音楽を楽しむことができます。
1 生活や社会と音楽との関わり|2 SDGsにつながる視点|3 道徳教育や人権教育に対する配慮
互いの人権を尊重し合うこと、つまり「自分の大切さとともにほかの人の大切さを認めること」は、人権教育の理念でもあります。教科書で取り上げている楽曲の歌詞の内容や写真については、道徳教育や人権教育の観点に立って十分に吟味して選んでいます。子どもたちが自分自身のよさや可能性を認識して個性を生かしながら、多様な他社を価値のある存在として尊重し、協働していくことができるように配慮しました。
令和6年度 小学生の音楽
1. 改訂のポイント
(1)学びが見える
(2)学びがつながる
(3)楽しさを大切にした学び
2. 紙面の構成
3. 表紙
4. 口絵
5.「学習マップ」と「ふり返りのページ」
6. 二次元コード
7. 題材と系統一覧
8. 特集「題材構成」を理解するために
9. 領域や分野ごとに見る内容の特徴
(1)歌唱
(2)器楽
(3)音楽づくり
(4)鑑賞
10. 生活や社会と音楽との関わりについて
(1)生活や社会と音楽との関わり
(2)SDGs につながる視点
(3)道徳教育や人権教育に対する配慮
11.「歌いつごう 日本の歌」と「英語の歌」
12.「鑑賞資料」
13. 全ての人にとって使いやすい教科書を目指して
(1) ユニバーサルデザイン(UD)
(2) 用紙・印刷・製本の工夫
14. 指導書・デジタル教科書等のご案内
15. 検討の観点別に見た特色 PDF
教育基本法との関連
学習指導要領との関連
編集上の工夫や特色
資料ダウンロード
内容解説資料/検討の観点別に見た特色/二次元コード コンテンツ一覧/掲載曲一覧/編修趣意書/題材と系統一覧/年間学習指導計画作成資料/指導計画案(主な学習の流れと題材の評価規準例)/複式学級用 年間学習指導計画例/指導用CD・鑑賞用CD・音楽授業支援DVD収録内容/「音楽づくり」の6年間の学習の流れ
小学生の音楽ワーク(令和6年4月発売)
新規掲載曲のご紹介
教科書掲載曲一覧
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