ケーン
タイ/ラオス
笙は円筒形ですが,ケーンは箱形です。また楽器の大きさも,笙よりもかなり大きめです。
風箱だけではなく,発せられる音にもちがいがあります。笙は一つの和音を強弱の変化を付けてのばし続けるのに対し,ケーンは
音を発するもととなるリードは,管の中に取り付けられていて,この
ラオスと,これに近いタイで用いられ,古くからの音楽の合奏には重要な
【参考曲】
・「
この曲は,タイの北東からラオスにかけての民族的な色合いを明るい音楽
Life is Music
風箱だけではなく,発せられる音にもちがいがあります。笙は一つの和音を強弱の変化を付けてのばし続けるのに対し,ケーンは
音を発するもととなるリードは,管の中に取り付けられていて,この
ラオスと,これに近いタイで用いられ,古くからの音楽の合奏には重要な
【参考曲】
・「
この曲は,タイの北東からラオスにかけての民族的な色合いを明るい音楽
とてもきれいな音色で,たとえるなら,こわれやすいかざり物のようです。大きな音を出すことができないため,
カヤグムには,それぞれの音楽の
カヤグムの
【参考曲】
・「チンヤンジョ」
ゆるやかな速さで
朝鮮半島の民族音楽は,
もともと朝鮮半島の音楽は,となりの中国のえいきょうを強く受けてきましたが,さらに西にある国々とのかかわりもあり,これらがともに受け入れられることで,
世界の人々がこの「アリラン」を知るようになったのは,1920年代になってからです。アメリカ人の
たくさんあるアリランの中で,ふつう「アリラン」といえば,「新アリラン(本調アリラン)」のことをいいます。教科書にものっている曲で最もなじみがあります。この曲も3拍子がもとになり,ゆったりとしていて音の上下の動きもあまり
ケチャは,インドネシアのバリ島の
半分はだかになった
バリ島ではもともと「サンヒャン」と
「ガムラン」はもともと,「打楽器」を意味する言葉でした。しかし近年では,この意味をこえて,「
特に,ジャワ島の一部とバリ島において,この合奏が見られます。主に西部ジャワでは「声楽」を中心にしたガムランが,中部ジャワでは「声楽と器楽」とがみごとに
一方バリ島では,「器楽」中心のガムランが行われています。
ガムランに使われる楽器としては,旋律を演奏する打楽器のほかに,
【参考曲】
・「パンプゴ〜プラブ マタラム」
この「パンプゴ」とは,「
マタラム」は,「マタラムの王様」という意味です。中部ジャワのガムランの
アルフーは,中国では
楽器の
また,よく
【参考曲】
・「
「二泉映月」は,
彦釣*)の作曲です。かれは31
曲名にある「二泉」とは,中国の東部,
深く心にしみこんでくるような曲で,作曲者自身,よくこの泉のほとりでアルフーを演奏していたそうです。近年,世界的にも有名な指揮者,
* …画面表示できないため,「華」の文字を使っていますので,異なる表記をする場合があります。
ピーパー(琵琶)は,しずくのような形をした
ピーパーの
【参考曲】
・「
この曲の題名は,昔の中国の漢という国における戦いの隊形に由来があります。この隊形は「十方向から待ちぶせをする」という意味をもっていて,そこにこうげきをしかける側にとっては,とてもせめにくいものです。紀元前200年ごろに,
戦いの様子を
民謡「まつり
「まつり花」は漢字で書くと,「茉莉花」と書きます。中国の
まつり花は,中国南東部の
またこの曲には,花のかおりに包まれて気持ちがうっとりとしているだけではなく,自分にとってとても大切な人のことを思い,「その人と,この花の美しさやかおりをいっしょに味わえたらよいのに…」という思いもこめられています。
また,題名は同じ「まつり花」でも,ちがう旋律の曲があります。
ピグミー族は,主にアフリカ大陸中央部の熱帯雨林に古くから住み,
さて,アフリカ音楽の特徴の一つとして挙げられるのが,すばらしいリズム感覚です。その中でもピグミー族のリズム感覚は,特に
アルプス地方のヨーデルに
トーキングドラムは,ふだんの生活で使われる言葉の中で,まるで音楽のように上がり下がりのある言葉の長短や強弱,高低などをドラムでまねして,聞き手に伝えようとしています。
アフリカでは,トーキングドラムは「ブングング」と
さらにもう一つ,音楽として楽しむために行われるトーキングドラムがあります。民族音楽としては,こちらのトーキングドラムのほうが,人々の注目を集めつつあるようです。
【参考曲】
・「オバタラ」
「オバタラ」は,アフリカ西部にあるナイジェリアのヨルバ民族の神話に登場する神様の名前です。ここでのトーキングドラムは,その神様との交信を目的として
ケニア,ウガンダ,ルワンダ,ブルンジ,タンザニアといった
東アフリカの音楽の特色の一つとして,声楽と器楽のどちらにも,音楽
いくつかの種類の音を同時に鳴らすことを好むことも,
19世紀にアメリカ人が
現在「ハワイアン」と呼ばれる音楽は,これらの伝統音楽とは別に発展したと考えられていますが,発声法や楽器の使い方などに,伝統音楽と似ている点を多く見つけることができます。一方で,ギター,ベース,ドラムといったアメリカ風の楽器を中心に演奏したり発声を変えたりもしていて,伝統音楽とは大きくちがってきている音楽もあります。
どちらにしても,その多くは
【参考曲】
・「アロハ オエ」
この曲は,世界で最も有名なハワイアンといってよいでしょう。日本でも,たいへんよく知られていて,ハワイ王朝最後の女王リリウオカラニが1878年につくったものといわれています。音楽の
オエ」とは「さようなら,あなた」という意味です。ハワイ語と英語によってつくられた
ゴスペルは,もともと「
キリストのことが書かれているもの)という意味です。
1920年代には,
ゴスペルは,「スピリチュアル」(
バンジョーは,アフリカに
バンジョーやバンジョリンなど,弦の本数や楽器の形,棹の長さのちがうものがあります。
バンジョーやマンドリン,ギターなどの楽器を使った
グラス」と
モンローという人によってつくられたとされています。
【参考曲】
・「バンジョー ボーイ チャイムス」
「ブルー グラス」と
ゴスペルは,もともと「
キリストのことが書かれているもの)という意味です。
1920年代には,
ゴスペルは,「スピリチュアル」(
バンジョーは,アフリカに
バンジョーやバンジョリンなど,弦の本数や楽器の形,棹の長さのちがうものがあります。
バンジョーやマンドリン,ギターなどの楽器を使った
グラス」と
モンローという人によってつくられたとされています。
【参考曲】
・「バンジョー ボーイ チャイムス」
「ブルー グラス」と
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