音楽の学習を通して社会とつながります。

音や音楽が、  生活や社会、文化とどのように関わり、どのような意味や価値をもつのかといったことに
生徒が意識を向けることができるようなページを設けました。

「生活や社会の中の音や音楽」では、学年に応じたテーマを基に、音や音楽と、生活や社会、文化との関わりについて、段階的に視野を広げて考えられるよう工夫しました。

1年p.68 「音や音楽の果たす役割」
「鐘の音」や「サウンドロゴ」といった身の回りの音や音楽が、生活の中で果たす役割を考えます。また、学校の中で聞こえてくる環境音などに耳を傾ける活動を掲載しています。

2年p.91 「人と人とをつなぐ音楽」
演奏家の生演奏を間近で聴いたり、指導を受けたりする様子や、時代の変化やテクノロジーの発展に伴い広がりをみせているリモート演奏など、音楽を通した人と人とのつながりを紹介しています。

3年p.66 「仕事と音楽」
社会との関わりをより意識できるよう、音楽に関わる仕事を紹介しています。

 3年生では音楽とSDGs (持続可能な開発目標)の関わりを2つの視点で紹介しています。
 1つ目は、世界各地で音楽教育を支える「青年海外協力隊員」や支援スタッフとして働く日本人の活動についてです。日本とは全く違う環境で音楽教育を受ける世界の子どもたちに思いをはせ、現地の子どもたちにとって、音楽がどのようなもので、どのような役割を果たすのかを考えることで、国際理解道徳的な心情を養う一助となることを願っています。
 2つ目は、音楽には欠かせない楽器の製造における、森林伐採や海洋ゴミなど昨今の環境問題に対する企業の取り組みについてです。楽器を選ぶ際の指標にしたり、楽器を大切に扱う意識をもったりするきっかけとなるよう期待しています。

音楽に関する知的財産権について、生徒に身近な話題を例に、漫画を交えて親しみやすく解説しました。作品や著作者の創造性を尊重する態度の形成を図り、そのことが音楽文化の継承、発展、創造を支えていることへの理解を促します。

教科等横断的な学びの充実

他教科との関連を図ることで、生徒の興味・関心を高めて、学習を一層深めることができるよう配慮しました。

 「著作権」については、技術科と関連させて取り上げることができます。

内容解説資料 Web版 目次

(ページ番号は内容解説資料紙面のページ番号です。)

改訂のポイント p.2
表紙では、音楽に触れたときの驚きや感動、音楽で表現する喜びを描きました p.4


SNSでシェアする

JASRAC許諾 M1303283012,9016192015Y45038

教育芸術社

〒171-0051 東京都豊島区長崎1丁目12番14号 Phone:03-3957-1175 / Fax:03-3957-1174
Copyright 株式会社教育芸術社 All Rights Reserved.

公式SNS


教科書協会
全国教科書供給協会
教科書著作権協会
楽譜コピー問題協議会

JASRAC許諾 M1303283012,9016192015Y45038

教育芸術社

〒171-0051 東京都豊島区長崎1丁目12番14号 Phone:03-3957-1175 / Fax:03-3957-1174
Copyright 株式会社教育芸術社 All Rights Reserved.