ラ バンバ

「ラ バンバ」は,メキシコのベラクルス州に古くから伝わる「ソン ハラーチョ田舎者いなかものの調べ)」とばれるフォークダンスの一つです。はばの広い赤いリボンを地面にり,一人の踊り手おどりてが足ぶみを交えて,足でそのリボンに結び目をつくりながら,快活かいかつに歌い踊ります。メキシコのフォークダンスの中で最も有名な曲であり,またアメリカでもポップス曲として知られ,人気があります。もともとは,この踊りの主な伴奏ばんそうには,ギターや,アルパと呼ばれるインディアン ハープ(ハープにた楽器)が用いられます。
 踊りとともに歌われる歌には,民衆みんしゅうの生活やユーモアを反映はんえいした,親しみやすい歌詞かしのものが多くあります。一般的いっぱんてきには,ある決まった歌詞から始まり,曲が進むにしたがって,歌詞はさまざまに変化していきます。

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