イギリス

バグパイプ

 イギリスという国の正式な名前を知っていますか?「グレート
ブリテンと北アイルランド連合王国
」といいます。このうちのグレート
ブリテン
は,スコットランドイングランドウェールズからなり,それぞれは歴史的にも文化的にも,民族的にもこと
なります。ここで取り上げられているバグパイプは,スコットランドの代表的な民族楽器として人々に親しまれています。名前がちがうものやているものを入れると,古くはヨーロッパ全土や近東諸国きんとうしょこく(トルコやシリアなど,ヨーロッパに近い東洋の国々)にまで広く分布ぶんぷしていて,その中でも特に,スコットランド人がぞくするケルト民族が住んでいた地域ちいきで用いられていました。この楽器の起源きげんにはいろいろな説がありますが,いずれにしても3000年以上もの歴史があるといわれています。

演奏えんそうするときは,羊の皮をなめしたものを主な材料とするバッグというふくろじょうの部分につながった管に息をふきこみ,そのバッグに空気を送ります。それを小わきにはさんでおすと,複数ふくすうの音管に空気が流れ,音が出るというしくみです。

音管には,旋律せんりつをかなでる主要管(チャンターとぶ)と,1〜3本のドローン(とぎれることなく音を出し続ける)があります。

このバグパイプの演奏では多くの場合,装飾音そうしょくおん(旋律などをかざる音)を多く用います。これはドローンが休みなくひびき続けていることに対して,変化をつけるという意味もあります。

 

【参考曲】

・「アメージング グレース」

「アメージング グレース」は,「おどろくばかりの神の慈悲じひ」というような意味で,もとはイギリスの賛美歌さんびかだとされています。その旋律せんりつの美しさからバグパイプでも演奏えんそうされるようになりました。この曲はまた,アメリカではゴスペル音楽としても広く歌われています。

・「スコットランド ザ ブレーブ」

「スコットランド ザ ブレーブ」は,「バグパイプの曲といえばこの曲!」というくらい人気のある曲です。

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