レスピーギ
(1879〜1936 イタリア)
レスピーギは,20世紀前半に活動したイタリアの作曲家です。
イタリアのボローニャに生まれた彼 は,父に音楽の手ほどきを受けたあと,ボローニャの音楽学校で学びました。その後,ロシアにわたり,ペテルブルク帝室 歌劇場のヴィオラ奏者になります。このころリムスキー=コルサコフに作曲を学び,のちにドイツのベルリンでブルッフにも教えを受けました。30代半ばでローマのサンタ チェチーリア音楽院の作曲科教授に就任 し,40代半ばには院長を2年間務めました。
彼の作品の中で特に有名なのは,ローマ三部作と呼ばれる3つの交響詩 「ローマの噴水 」「ローマの松」「ローマの祭り」です。また,古い時代の音楽に関心をもっていた彼は,モンテヴェルディやバッハらの作品の編曲を手がけたほか,16〜17世紀のリュート曲に基づく「リュートのための古いアリアと舞曲 」などの作品も残しています。
レスピーギは,20世紀前半に活動したイタリアの作曲家です。
イタリアのボローニャに生まれた
彼の作品の中で特に有名なのは,ローマ三部作と呼ばれる3つの
※リュート:古い時代の