ラモー

(1683〜1764 フランス)
ラモーは18世紀のフランスを代表する作曲家の一人です。
フランスの都市ディジョンで,オルガニストの子として生まれたラモーは,父から音楽の教育を受け,初めはオルガニストとしてフランス各地で活躍かつやくしました。39さいのときに音楽の理論書『和声論』を発表したかれは,まもなくパリに移り,それからはこの都市で作曲家,音楽理論家として活動を続けます。50歳のときに最初のオペラ「イポリートとアリシ」を発表してからは,劇音楽の作曲に力を注ぎ,ときに論議を巻き起こしながらも,このジャンルの傑作けっさくを次々と世に送り出しました。
ほかにも,クラヴサンのための作品や宗教作品などが残されており,いずれも彼の作曲家としてのすぐれた感性がうかがわれます。また,『和声論』と並んで,音楽理論に関する数々の著述が知られています。

※クラヴサン:鍵盤けんばん楽器の仲間で,チェンバロ,ハープシコードともいう。

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