プッチーニ

(1858〜1924 イタリア)
プッチーニは,およそ300年にわたるイタリア オペラの伝統の最後をいろどる作曲家です。
音楽家の家系に生まれ,5さいで父を失ったプッチーニは,父のあとをつぐため故郷で音楽を学びます。やがて,かれはオペラの作曲家になることを決意し,ミラノ音楽院に入学しました。ここでオペラ作曲家のポンキエッリに学び,卒業後,20代半ばでオペラ作曲家としてデビューします。最初のオペラ「ヴィッリ」で成功を収めると,その後もさまざまなオペラの創作を続けました。
代表作には,プッチーニの名声を高めた「マノン レスコー」や三大傑作けっさくの「ラ ボエーム」「トスカ」「蝶々ちょうちょう夫人」,最後の作品で,プッチーニの死後に弟子でしによって完成された「トゥーランドット」などがあります。美しい旋律せんりつと工夫に満ちた管弦楽かんげんがくひびきが魅力的みりょくてきな彼の数々のオペラは,今日まで各地の歌劇場で上演され続けています。

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