ヨハン シュトラウス[父]
(1804〜1849 オーストリア)
シュトラウス家は,19世紀に活躍 したオーストリアの音楽家一族で,その名前を最初に有名にしたのが,ヨハン シュトラウス[父]です。彼 には同じ名前の息子 がいるため,父親をヨハン シュトラウス[父]またはヨハン シュトラウス1世,息子をヨハン シュトラウス[子]またはヨハン シュトラウス2世のように区別して書き表しています。
ヨハン シュトラウス[父]は,19世紀初めのウィーンに生まれ,若いころからダンス音楽を演奏する楽団でヴィオラ奏者を務めます。やがて,この楽団で知り合ったランナーとともに独立,さらにはランナーからも離 れて自分の楽団を作り,その指揮者として名声を高めていきました。また,指揮者としての活動と並んで,多くの舞曲 を作曲し,その中でウィンナー ワルツの型を確立しました。そのため彼には,「ワルツの父」という呼び名があたえられています。
シュトラウス家は,19世紀に
ヨハン シュトラウス[父]は,19世紀初めのウィーンに生まれ,若いころからダンス音楽を演奏する楽団でヴィオラ奏者を務めます。やがて,この楽団で知り合ったランナーとともに独立,さらにはランナーからも
※ウィンナー ワルツ:ウィーンふうのワルツ,という意味。