ヨハン シュトラウス[子]

(1825〜1899 オーストリア)
ヨハン シュトラウス[子]は,19世紀にヨーロッパでたいへん人気を呼んだ舞曲ぶきょく「ワルツ」を数多く作曲し,「ワルツの王」と呼ばれています。
「ワルツの父」としても知られる音楽家の父ヨハン シュトラウス[父]に反対されながらも,父と同じ音楽家の道を目指したシュトラウス[子]は,18さいのときに自分の合奏団を指揮して成功をおさめました。
それ以来,ヨーロッパやアメリカで演奏,作曲活動に精力的に取り組み,作品の数は500曲をこえています。そのうちワルツはおよそ170曲にのぼります。「美しく青きドナウ」はかれのワルツの中でも有名な作品の一つで,その流れるような美しい旋律せんりつは今もき手をひきつけてやみません。また,ほかによく知られた作品としては,ワルツ「春の声」やオペレッタ「こうもり」などがあります。

※シュトラウス[子]をヨハン シュトラウス2世,シュトラウス[父]をヨハン シュトラウス1世と呼ぶこともあります。
※オペレッタ:「小さなオペラ」という意味で,歌,せりふ,おどり,オーケストラの伴奏からなる陽気な音楽劇です。19世紀中ごろにパリで生まれました。

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