ガーシュイン

(1898〜1937 アメリカ)
ロシア系ユダヤ人の息子むすことしてニューヨークに生まれたガーシュインは,一つのジャンルにとどまることなく,さまざまな音楽の作曲を手がけ,それによって独自の世界を切り開きました。
10さいのときに音楽に目覚め,それからほとんど独学でピアノや作曲の勉強を始めたガーシュインは,商業高校を中退し,音楽出版社専属のピアニストとなって音楽家の道を歩み始めました。
ガーシュインは自作の曲を演奏したり出版したりしていましたが,あるとき人気歌手のアル ジョルソンがガーシュインのつくった「スワニー」を歌い,それが大ヒットしたことがきっかけとなって,かれは注目を浴びるようになります。
ガーシュインはその後も,ジャズ バンドとピアノのための「ラプソディ イン ブルー」や,ピアノ協奏曲 へ長調,交響詩こうきょうし「パリのアメリカ人」など,次々に野心的な作品を発表していきました。
また,ミュージカルの分野でも数々の名作を世に送り,さらにはアフリカ系アメリカ人の世界を題材としたオペラ「ポーギーとベス」も手がけています。
38歳という短い人生でしたが,ジャズとクラシック,あるいはアフリカ系アメリカ人の音楽と西洋音楽のオペラとを融合ゆうごうした彼の作品は,音楽の歴史の中でも独特のかがやきを放っています。

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