フランク
(1822〜1890 ベルギー→フランス)
ベルギーのリエージュで生まれたフランクは,フランスにわたって作曲家,オルガニスト,教育家として活動しました。
彼 の父親は,息子 を名演奏家に育てたいという夢をもっていました。フランクが12歳 のときに一家はパリに引っ越し,彼はパリ音楽院で学びます。やがて演奏家,作曲家として活動を始めますが,はなやかな演奏活動をさせたい父と意見が衝突 し,両親のもとをはなれました。
その後,彼はしばらく学校の先生やオルガニストの仕事をして生活しました。35歳からパリのサント=クロティルド教会のオルガニストを務め,みごとな即興 演奏で人々の注目を集めるようになります。さらに,50歳ごろにはパリ音楽院の教授にも任命され,多くの弟子 を育てました。
作曲家としては,特に60歳を過ぎてから充実 した作品を次々と発表しました。代表曲には,ヴァイオリン ソナタ イ長調 などがあります。
ベルギーのリエージュで生まれたフランクは,フランスにわたって作曲家,オルガニスト,教育家として活動しました。
その後,彼はしばらく学校の先生やオルガニストの仕事をして生活しました。35歳からパリのサント=クロティルド教会のオルガニストを務め,みごとな
作曲家としては,特に60歳を過ぎてから
※即興演奏:音楽をその場でつくりながら演奏すること。