ショパン

(1810〜1849 ポーランド)
フレデリック フランソワ ショパンは,ポーランドの首都ワルシャワの近くで生まれました。父親はフランス人,母親はポーランド人です。4さいのころよりピアノを始めて,幼いころからすぐれた才能さいのうをすでにのぞかせていました。20歳になるとポーランドを出て,音楽家としての活躍かつやくの場を広げていきます。しかし,それから二度とポーランドにもどることはなく,1849年に39歳でなくなるまでのほとんどを第二の祖国そこくともいえるフランスでごしました。 
「ピアノの詩人」とばれるように,ショパンの作品のほとんどはピアノのために書かれています。愛らしい「小犬のワルツ」などをはじめ,洗練せんれんされた独特どくとくの美しい作品を数多く残し,ピアノ音楽の新しい様式を生み出しました。

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