アンダソン

(1908〜1975 アメリカ)
アンダソンは,20世紀のアメリカで,だれにでも親しみやすい管弦楽かんげんがくの小品を書いた作曲家です。
かれは,音楽好きの両親のもとで育ち,ハーヴァード大学で作曲や音楽理論を学びました。卒業後は,大学の先生や,楽団の指揮者,演奏者として活動したほか,さまざまな外国語の研究もしていました。30さいごろにボストン ポップス オーケストラのために作った曲が思いがけず評判になり,これをきっかけに,作曲家および編曲家の道へ進みます。そして第2次世界大戦のあと,彼は,「シンコペーテッド クロック」「そりすべり」「タイプライター」「トランペットきの休日」などの多くのヒット曲を生み出していきました。
アンダソンの音楽は,しばしば「クラシック音楽」と「ポピュラー音楽」の中間に位置づけられます。曲の中にタイプライターの音を取り入れたりするなど,ユーモアにもあふれた彼の作品は,今もなお好んで演奏されています。

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