バロック・ダンス 高校生の音楽① P.46〜47

メヌエット『気前のよい恋人たち』から

ガヴォット『アティス』から

市瀬陽子

 ICHISE, Yoko 舞踊史研究者/振付・演出家/ダンサー

プロフィール

15~19世紀西欧の舞踊史を研究し、舞台を制作。
立教大学、東京芸術大学卒業。聖徳大学准教授、東京芸術大学、沖縄県立芸術大学、洗足学園音楽大学、昭和音楽大学にて講師を務める。

1982年より舞踊文献研究に取り組み、E.Campianu(墺)、C.Turocy(米)、M.Inglehearn(英)、B.Gondoni(伊)、A.Yepes(西)、C.G.Moura(葡/仏)、M.-G.Masse(仏)、Irene Genger(仏)らに舞踊史料・文献記録に基づくダンス実技を学ぶとともに、G.Thorp(英)、M.Goff(英)、B.Sparti(伊)、C.March(米)らを始めとする欧米諸国の研究者・舞踊家と交流を持ち研究活動を行う。
1983年より舞台出演、および舞台制作活動を開始。

●主な舞台作品:
《優雅な宴les fetes galantes》(1992/93)
《ひとときの夢Les Songes Agreables》(1995-1999)
竹内太郎氏(リュート/ギター)との共演シリーズ《テルプシコーレTerpsichore》(2000-2009)
国際ダンス・コンフェランス(ベルギー、2000)にて、“Les Charmes de la Vie”を発表。
2009年(指揮・鈴木雅明氏) ヘンデル《アリオダンテ》振付および出演
2009年、サントリーホール・ガラ公演を機にバロックダンス・アンサンブル「セーヌ・エ・サロン」活動開始。
2009/2012年、サントリーホールにて振付作品を発表。
2011年 クラシック・バレエとのコラボレーションによる《バレエ・ラビリンス》発表。
2012年 バロック・ダンス公演《La Versailleaise !》を発表。(構成、振付、演出、および出演)
2014年 公演《バレエ・ラビリンス》にてJ.-F.ルベル〈ダンスさまざま〉振付を発表。
2018年 フォンテヴェルデ公演にて、モンテヴェルディ〈薄情な女たちのバッロ〉振付。

ダンサー、振付・演出家として活躍すると同時に、研究論文・雑誌寄稿等の執筆活動を積極的に展開。

近著に 『バレエとダンスの歴史』(平凡社、2012年)、バロック・ダンスDVD解説 『時空の旅~バロックダンス・ファンタジー』(エリアビー、2010年、レコード芸術特選版)。

大学で後進の指導に当たるほか、ダンスの普及・指導においては子どもを対象にしたレッスンから専門家のための講座まで幅広く取り組んでいる。

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