サン=サーンス

(1835〜1921 フランス)
19世紀半ばのパリに生まれたサン=サーンスは,3さいでピアノ曲を作曲するなど,モーツァルトにも負けないほどの才能を見せていました。早くから作曲家として,またすぐれたピアニスト,オルガニストとして活躍かつやくしたサン=サーンスは,音楽批評や研究の分野などでも業績を残しています。
サン=サーンスの作曲した作品は数も多く,いろいろなジャンルにわたっています。オペラ「サムソンとデリラ」や交響曲こうきょうきょく第3番「オルガン」などのような大規模な作品を書く一方で,「白鳥」で有名な管弦楽かんげんがく組曲「動物の謝肉祭しゃにくさい」のように,遊び心に富んだ作品も残しました。
また,サン=サーンスはリストから「最高のオルガニスト」とたたえられるなど,演奏活動の面でも高い評価を得ています。さらに,同時代のフランス人作曲家の作品を演奏する場として「国民音楽協会」を組織するなど,社会の中で音楽文化を発展させるためにも力をつくしました。

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