リスト

(1811〜1886 ハンガリー)
ハンガリーに生まれたリストは,19世紀を代表するピアノの名手であり,また,作曲家としても独自の世界を切り開きました。
リストは,エステルハージ侯爵(こうしゃく)家で働く父から最初の音楽教育を受けています。早くからピアノの才能を現した彼(かれ)は,やがてウィーン,次いでパリへとわたり,ピアニストとしてはなばなしく活躍(かつやく)します。同時に彼は,一流の作曲家に教えを受けながら,作曲の技術をみがいていきました。
その後,ダグー伯爵(はくしゃく)夫人との別れ,ザイン=ヴィトゲンシュタイン侯爵夫人との生活,カトリックの僧籍(そうせき)の取得など,起伏(きふく)に満ちた人生を送りつつ,作曲やピアノの教授を続け,74歳(さい)でこの世を去りました。
ダグー伯爵夫人との間には3人の子どもが生まれ,そのうちの1人が,のちにワーグナーの妻となるコージマです。
作曲家としてのリストは,高い演奏技術を必要とする数々のピアノ曲や,交響詩(こうきょうし),宗教曲などを創作しました。また,多くの編曲作品も残されています。
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