
〈OBATA METHOD®〉とは
〈OBATA METHOD®〉は、歌う活動を心と技能の両面でサポートするオンチ克服指導法です。指導者(あるいはパートナー)と一緒に幾つかの練習を重ねることで、歌いながら自身の音程を認知する「内的フィードバック」能力が向上し、正確な音程で歌えるようになります。
(関連特許:特許第5794507号)

[著者プロフィール]
小畑千尋(おばた ちひろ)
千葉県出身。宮城教育大学音楽教育講座准教授。専門は音楽教育学。1994年東京音楽大学音楽学部ピアノ専攻卒業。千葉大学大学院教育学研究科、東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。東京音楽大学非常勤講師、東京成徳大学准教授を経て、2011年より現職。
著書に『オンチは誰がつくるのか オンチ克服への第一歩』(パブラボ)、『「音痴」克服の指導に関する実践的研究』(多賀出版)、『教員養成課程 小学校音楽科教育法』(共著、教育芸術社)など。CDの監修(今川恭子氏と共監)に『ママと小さな天使へ 森のくまさん〜素敵なメロディ』『ママと小さな天使へ 月の光〜やすらぎの音色』(コロムビアミュージックエンタテインメント)などがある。
(上記はこの書籍が刊行された当時のものです)
内容のご紹介
序編(2項目)、実践編(14項目)、Q&A編(8項目)により構成されています。
【序編】実践を始める前に
①「オンチ」は単なる俗語です
②内的フィードバックの重要性…音程が合っているか、外れているかよりも、そのことを本人が認知できているかどうかが大切です
【実践編】ユキ&ケンと一緒に指導法を学びましょう!
①指導に当たって重要なことは?…指導者としての条件

②ロングトーンによる発声練習…同じ高さの音でのばし続ける
③同時に聴こえる2音の高さが同じか違うか
—マッピング能力を向上させる練習1—
④連なる2音の高さが同じか違うか
—マッピング能力を向上させる練習2—
⑤内的フィードバックができているかのチェックの仕方
⑥歌っている自分の声と相手の声の高さが同じか違うか
—内的フィードバック能力を向上させる練習1—
⑦声の高さがピッタリ合ったときの共鳴感覚を実感する
—内的フィードバック能力を向上させる練習2—
⑧音程が取れない相手の声の高さに合わせて共鳴感覚を体感させる
—内的フィードバック能力を向上させる練習3—
⑨子どもの声を受け止める
—雲わき小学校での実践1—
⑩声のけんかゲーム…あえて違う高さで歌って音の高さを認知する
—雲わき小学校での実践2—
⑪声の仲直りゲーム…同じ高さで歌っているという共鳴感覚を実感する
—雲わき小学校での実践3—
⑫音程を合わせる際に適した音は?…声がいちばん!
—雲わき小学校での実践4—
⑬アイーン音程クイズ…確かな音程感を身に付ける
—雲わき小学校での実践5—
⑭適切なトレーニングによって正しい音程で歌えるようになるという意識を指導者も本人ももつ
—雲わき小学校での実践を終えて—
【Q&A編】
①音楽の授業で、音程が外れる子どもがいます。その子に対して、他の子どもが「オンチ」と言いました。「オンチと言わないように」と指導するべきでしょうか?

②いわゆるオンチの子どもがクラスにいます。本人を傷つけてはいけないという思いから、何もできずにいます。どうしたらよいでしょうか?
③変声期で音程の外れる子どもが多くいるのですが、音程に関してどのように指導したらよいでしょうか?
④小学校合唱部の顧問をしています。合唱コンクールに向けて、音程の外れる子どもに大きな声で歌わないようにさせたいのですが、そんな指導をしてもよいでしょうか?
⑤音程の外れる子どもの両隣に正しい音程で歌える子どもを立たせるとよいと聞いたのですが…
⑥中学2年生です。僕が歌うと、友達から「つられるから歌うな」とか「オンチ」とか言われるので,音楽の授業では口パクをしています。オンチを治したいのですが…
⑦小学3年生の娘がいます。私はオンチではありませんが、娘はオンチです。ピアノを習わせたほうがよいでしょうか?
⑧単音のピッチマッチングで内的フィードバックができるようになってきたら、どのような教材を用いて練習するのが効果的でしょうか?










