メッツラー音楽大事典 | 使用者のことば
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 メッツラーで好奇心を満足させる
 

 私は四半世紀にわたる筋金入りのMac派だが,ウインドウズマシンをどうしても手元に一台おいておかなければいけない理由が,この『メッツラー音楽大事典』である。メッツラーのようなPCソフトの事典を使うと,ついつい自分が知りたい事項の検索から脱線して,知の迷路にはいりこんでしまうのは,困るのだが楽しいことだ。
  これがいわゆる「西洋クラシック音楽」に特化された事典であれば,私の興味はすぐに行きどまりになるのだが,たとえばポピュラー音楽の分野で「アース・ウィンド&ファイア」から「ステーヴィ・ワンダー」にいたるまでおさえるべき「人類の財産」ともいうべき作曲家,名演奏家たちを確実にすべて収録しているのだからおそれいるし,どこまでも「遠くに行けて」しまう(もちろん「西洋クラシック音楽」に関して,こと細かにいきとどいているのは言うまでもないが)。
  遠くに行ける一例だが,たとえばキース・ジャレットを引くとバッハの「ゴールドベルク」を弾いているCDがあるのは有名だが,ヘンデルやショスタコービッチを弾いているという記述があり,そこからそのCDの存在を調べ入手したことがある。あまり知られていない盤だが,磨きぬかれたすばらしい演奏である。
  また友人で「洗濯板」を演奏するユニークなパーカッショニストがいるが,メッツラーには「ウォッシュボード」としてきちんと1920年代からディキシーランド・ジャズのバンドで楽器として使われていたとの記述もあり,その時代の音源をきいてみたが,ひじょうにおもしろかった。

 「地図からたどる世界の音楽」も,まだ実物を見たことがない民族楽器であっても,その楽器の写真が奏でる演奏家とともに載っているのはわくわくする。将来的には1,2のフレーズがサンプル音源としてきけるようになれば,なおおもしろいと思う。今後のヴァージョンアップに期待がかかる。この事典が研究者のみならず,一般の音楽を愛する人間の座右の書(ソフト)となればいいなと思います。

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